この記事は相撲の事ではなく、子どもや家庭、仕事の悩みを抱えている皆様にお伝えしたい内容です。
「はっけよいのこった」 誰でも一度は聞いた事があるかと思います。
大相撲の取り組みが始まと行司が「はっけいよい」と声を掛けます。
この「はっけよいのこった!」の掛け声ですが、これにはいくつかの意味があるのですが
この意味とともに様々な悩みを抱えている皆様に、私からエールを送りたいと思います。
はっけよいのこったの意味と説
その1:発気揚揚(はっきようよう)
日本相撲協会の公式Webサイトによれば、「はっけよい」ではなく「はっきよい」と呼んでいます。
「はっきよい」とは「発気揚揚」がつまったもので、気分を高めて全力で勝負しようという意味があります。
「のこった」は「残った」の意味で、両力士とも土俵に残っている、勝負がまだついていないと知らせています。
その2:早競へ(はやきほへ)
「早く競いなさい!」と言う意味から、「早競へ(はやきほへ)」が転じて、「はつきょい」⇒「はつけよい」になったとする説
その3:八卦良い
「当たるも八卦 当たらぬも八卦」の「八卦(はっけ)」が語源・由来とする説
「八卦」というのは占いで使う言葉ですが、中国の古い思想において、天、沢、火、雷、風、水、山、地 の8つの要素からなり、自然と人生を支配するもとだと考えました。
そして、もうひとつの説
これは私がお坊さんから聞いた話で、どのサイトを見ても載っていない説です。
その4:八景良い残った!
土俵は丸いですが東西南北が有ります。
しかしながらその東西南北の間に東北東とかがありますので
それを入れると八景(はっけい)となります。
東西南北に押し込まれ、後が無い状況に追い込まれても
まだまだ大丈夫!まだ道が4つも残っているぞ!
あきらめるな!くじけるな!最後の最後までふんばれ!
はっけよい のこったのこった!
色んな説はありますが、俺はこの「八景良い残った!」が一番心に響きますし
仕事などで追い込まれた時、いつもこの言葉を思い出し、自分をふるいたてています。
あたなの心にとどけ、はっけよいのこった
子育ては勿論、仕事も夫婦生活も、正直辛い事ばかりです。
何を言っても何を書いてもなぐさめにもなりませんから
そんな時は・・・とりあえず泣きましょう。
泣いたっていいんです。
何も恥ずかしい事ではありません。
目に溜まった涙も、心に溜まった涙も思い切り出して泣いてみましょう。
もしかしたら心の傷や痛みが一緒に流れ出るかもしれません。
道はいっぱいありますから大丈夫
頑張ることを少しだけやめてみませんか
だって皆さん今まで十分に頑張って来たでしょ?
これ以上頑張ってど~すんの・・・・
頑張り過ぎると同じ方向の道しか見えなくなります。
だから肩の力を抜いてリラックスしてみて
ほら、いろんな道や景色が見えて来るでしょ?
右の道、左の道、回り道、戻り道
いっぱいいっぱいありますよね
だから大丈夫・大丈夫
子育てにしても夫婦や家族の事にしても、またコロナにしても
辛く苦しい日々はまだまだ続きます。
でも、いつかきっと、皆様の涙が笑顔になる日が来ますから信じて下さい。
悩んでいる方・苦しんでいる方へエールを送ります。
八景良い残った! はっけよ~~い
子ども達や皆様に笑顔が戻りますように。
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